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no fun no life

登ってきました、Mt.FUJI

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8月23,24日にかけて、日本一の山『富士山』に登ってきました!



静岡に住んでいる間に一度は登っておきたいと思った富士山にとうとう登ってきました!
お友達の団体に飛び入り参加させてもらい、気合十分でこの日を迎えました~!

しかし・・・当日の天気は朝からどんより・・・(T_T)
富士山付近についても、霊峰富士のお姿は全く見えず霧の中。
やっぱり今日は中止かなっ!
なんて思っていたのは私だけだったようです。

周りは見渡す限り霧、霧、霧・・・
そんな中でも登山開始~
なので、カメラを出す気にもなれず、写真はありません。。。


登ってきました、Mt.FUJI_d0145428_2345566.jpg


5合目でこの写真の杖をニコニコ笑顔で購入し、
6合目で初の焼印、押してもらってルンルン気分☆
新7合目でおにぎりパクパク、遠足気分でランランラン♪

しかし。。。。。

元祖7合目で焼印料金の200円を渡す手がブルブル震え、
8合目の記憶は有りません。
9合目で山小屋追い出され、
着いた事に気付かないほど意識朦朧としていた9号5尺

一体何があったのかっヽ(゚Д゚;)ノ!!

私の記憶に自信は無いのですが、多分、7合目以降からミストシャワーだった霧が
どんどんその粒を大きくしていって雨粒となり、
更には下から吹き上げる強風が霧を連れて
ありとあらゆる繊維を突き抜け私の身体をビッショビショにしていたのです。
その姿は洋服を着たままプールに放り込まれた状態。
ブルブル震える私は、小学校の雨の日のプール状態。
こんな思いは久しぶり・・・
着替えが無い・・・ああ、私は生きて帰れるのか~~~~~
誰かヘリで迎えに来て!いくらでも払うからぁ~~~~~
そう心は叫んでおりました。

でも、不思議です。
それでも人間は生きているのです。

なぜなら、仲間がいたから。
震える私を見て、自分も濡れているのに私を風から守るよう歩いて下さったり、
休憩できるよう山小屋の人に交渉して下さったり
更には限りのある着替えやタオルを私に惜しげもなく貸して下さったり
うううっ感激です。・゜・(/Д`)・゜・。うわぁぁぁぁん

結局翌朝も悪天候のため勇気ある下山を決断し山頂を断念。
あっけなく下山。
霧しか見えないその道中は正に天国への道のようで
往きも帰りも霊峰富士のお姿を拝むことは出来ず
本当に富士山に登ったのかどうか実感が湧かないのですが、
この杖だけはそれを証明してくれています。

そして、辛かったからこそ人の温かみや、思いやりの大切さを
改めて学ばされた富士登山でした。
by sundy2008 | 2008-08-26 02:45 | odekakephoto